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Varietyより

※映画「スパイダーマン:ホームカミング」の本編内容が含まれておりますのでご注意ください。

あなたが逃したかもしれない「スパイダーマン:ホームカミング」の10個のイースターエッグを紹介。

スパイダーマンのテーマソング
映画冒頭でマーベルのロゴと共に流れた曲は1967年のアニメ「スパイダーマン」のオープニング曲をアレンジしたもの。

ピーターのクラスメート
ピーターの学校生活で登場するクラスメートは、以前のものよりも遥かに多くの人物が登場した。それらの中にはスパイディの歴史の中でよく知られる名前も多く登場。
ネッド・リーズ:ネッドはピーターの親友で彼をサポートするチェアマン。しかし、漫画ではリーズはホブゴブリンとなった人物でもある。映画のバージョンではその傾向はないと思われる。
リズ・アラン(トゥームス):映画のピーターが恋する人物で、コミックでも同じ「アメイジング・ファンタジー」#15でデビューした。彼女はピーターとフラッシュの間で三角関係となった。
フラッシュ・トンプソン:どの世界でもフラッシュは高校でピーターをいじめる人物でもある。
べティ・ブラント:コミックではデイリー・ビューグルで働く人物だが、映画ではピーターの同級生とし登場。彼女は学校のニュースチャンネルのレポーターとして、ジャーナリズムの経歴を歩んでいる。コミックではべティとネッドは関係を持っていた。

「私の友達は私をMJと呼ぶ」
映画の最後のシーンの一つでミシェルは自分が友人からMJと呼ばれていることを明かした。MJと言えばスパイダーマンの最愛の人物、メリー・ジェーン・ワトソンの愛称である。

ヴァルチャーの子分
マイケル・キートン演じるエイドリアン・トゥームス、別名ヴァルチャーの取り巻きには二人の目立つ悪役が登場した。
ハーマン・シュルツ:シュルツは映画内においてもショッカーと呼ばれている。スパイダーマンにおいて最大の敵ではないがコミックにおいても衝撃波を出すヴィランとしてスパイダーマンと戦った。
フィニアス・メイソン:メイソンは映画内において別名で呼ばれることはないが、コミックにおいては悪の発明家ティンカラーとして知られている。

マック・ガーガン
ヴァルチャーが兵器の取引を行うためにフェリーで出会い、後に刑務所で再会した男はマック・ガーガンという人物。コミックでは彼は蠍を模したコスチュームをきたスーパーヴィラン、スコーピオンとして登場する人物。

「ここに甥が住んでいる」
アーロン・デイビスは映画においても小役だが、スパイディのファンにとってはかなり興奮する人物。コミックのアーロンは最終的にプラウラーとなり、空き巣などの軽い犯罪を行う。映画でスパイダーマンの尋問を受けるなか、彼はこの地域に甥がいることを明かしている。アルティメット・ユニバースにおいてアーロンの甥はマイルズ・モラレスであり、彼はピーターが死亡した後にスパイダーマンを継いだ人物である。
アーロンを演じたドナルド・グローバーは2010年のアニメ「アルティメット・スパイダーマン」でマイルズの声を担当した。

カレン
スパイダーマンのスーツのAIであるカレンの声はジェニファー・コネリーであり、夫はヴィジョンを演じるポール・ベタニーである。ポールはヴィジョンになる前、アイアンマンのAIであるジャービスの声を担当した。

モリタ校長
ケネス・チョイが演じたピーターが通う高校の校長として登場したが、彼の最初のMCUで演じたのは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で、ハウリング・コマンドーズの一員ジム・モリタである。今回の映画でジムの孫として再び演じ、ピーターと話すシーンではハウリング・コマンドーズの写真が飾られている。

「ザ・アメイジング・スパイダーマン」#33
スパイダーマンの映画では過去の有名なシーンやカバーに敬意を表している。今回の映画ではスパイダーマンがヴァルチャーによって屋根を落とされ、身動きが出来なくなる。ピーターは水が滴る中で奮起し、瓦礫を取り除くことに成功した。これはコミックの中でも有名なスティーブ・ディトコによる「ザ・アメイジング・スパイダーマン」#33のオマージュである。

アイアン・スパイダー
最後の戦いの後、ピーターはトニー・スタークに新しいアベンジャーズ基地へ招かれ、新しいスーツとアベンジャーズの正式メンバーとなることを提案された。この時に登場したスーツはコミックおけるシビル・ウォー時にトニーより送られたアイアン・スパイダーであると思われる。

スパイダーマン大全[増補改訂版]
マシュー・K・マニング
小学館集英社プロダクション
2017-10-18